ただ、君を愛してる
※ネタバレあり。注意!!

今日は「ただ、君を愛してる」を観に新宿に行ってきました。

「いま、会いに行きます」の市川拓司の小説の映画化。
大学生だけど幼い容姿の静流(しずる)と誠人(まこと)のラブストーリー。

大学の入学式の日、誠人は交通量の多い横断歩道を渡ろうとしている静流に声をかける。「ここは渡れないから、向こうから渡った方がいいよ。」
写真が趣味の誠人は不思議な行動をとる彼女に思わずシャッターを切る。
この瞬間、静流は誠人に恋をしてしまった。

誠人は同じ科のマドンナ的存在のみゆきの事が好き。
みゆきもその事を感じとっていて、学食でひとりでランチを食べている誠人を自分のグループに誘う。みゆきも誠人のことがどうやら気になる様子。
静流も誠人がみゆきのことを好きな事に当然気づく。
誠人にとっては静流は友達以上には見えていないのだ。
その事に静流も気づいていた。
そして静流はみゆきとも仲良くしようとする。その理由は、
「私は好きな人の好きな人を好きになりたかっただけ。」
静流は誠人に教わってカメラを始める。
誠人は静流に二人でコンテストに応募しようと言う。
そのために応募用の写真を二人で撮ろうという。
静流は人物写真を主にしていたため、セルフポートレートにすると言う。
そしてその写真のモデルになるために誠人にキスして欲しいという。
誠人は“モデルとして”静流にキスする。
その時、初めて静流が眼鏡を外し、誠人は静流の素顔を目にする。
その瞬間、彼は彼女に恋していた事を自覚する。
しかし、その夜から彼女は行方が分からなくなってしまうのだった…。
そして…。

※以下、ネタバレあり、注意。

実は、この映画、2003年に公開された映画“恋愛寫眞 Collage of Our Life”のアナザーストーリーとして(この意味がよくわからないのだけれど。)作られた小説の映画化だそうで、最初「恋愛寫眞 もうひとつの物語」とあったので気になっていたのです。
実は、元のストーリー“恋愛寫眞 Collage of Our Life”を3年前に観ていたので。
あれ?と思っていたのでした。
なぜなら、“恋愛寫眞 Collage of Our Life”のキャッチコピーは…
“死んだはずの彼女から手紙が届いた。消印はニューヨーク”だったからなのです。
そうこれは、彼女が死んだ事実が分かっていてその彼女から個展の案内が届く、
その謎を解いて行くストーリーとして作られた映画だったのです。
そして、今回の「ただ、君を愛してる」の“劇場での”キャッチコピーは
“恋をすると死んでしまう…生涯ただ一度のキス、生涯ただ一度の恋”
…だったのです。
それなのに、全国公開になってからはキャッチコピーが“生涯ただ一度のキス、生涯ただ一度の恋”もしくは“「いま、会いに行きます」の市川拓司の小説の映画化”だったので、静流が最後に死んでしまうという事は隠してのラブストーリーとして宣伝していたので、あれ?と思ったのでした。
でも内容を観ると、“恋愛寫眞 Collage of Our Life”の過去の話を語っているストーリーということになるようなのですが…。話が全然違う所があるので、“登場人物が同じ名前でちょっと境遇が似ている物語”のようでした。
純粋にこの映画だけでの感想を言えば、とても映像もきれいだし、俳優陣の爽やかさと空気感、スクールライフの永遠ではないからこその切ない青春の感じがとても綺麗に映されていて心にしみる映画でした。(ラストでは私にしては珍しく映画館で泣いてしまいました…。)
しかし…“恋愛寫眞 Collage of Our Life”が好きで、その続きの物語を期待して観た人間としては…全然違う話だ!!とちょっとショックを受けてしまいました。

ちなみに…
“恋愛寫眞 Collage of Our Life”での静流は広末涼子、誠人は松田龍平でした。
このお話での静流は今回のお話での静流とちょっと違って、陰のある綺麗な個性的な女の子、といった風な感じで、誠人はもうちょっとクールな感じの男の子でした。(これは俳優の個性の差だと思いますが)だからもうちょっと大人な感じの二人だっただけに今回の映画の方が甘い感じでした。前作の方がミステリー仕立てだったしね。

今回の映画も好きな方ですが、
前回の二人の方がやっぱり好きな私でした。
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by mistilteinn | 2006-11-18 22:52 | Movie
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