人生について
友達が亡くなりました。

去年の冬が近づいた頃、入院したと連絡がありました。
その子と仲のよかったグループで集まり、皆で応援の印に元気になれそうなパジャマやタオルを選んで送りました。その後とても元気な様子で“治すためにがんばっているので心配しないで”というとても明るいお礼のメールが届きました。
最近は経過もよく、もうすぐ退院してこっちに帰れるかも…なんて話も出ていたようでした。
それが突然の急変で、帰らぬ人となってしまいました…。

彼女は実家が主人と同郷(彼の高校の後輩)なので、実家の近くの病院で闘病生活を送っていて、私たちも今年のお正月に帰郷した際にお見舞いに行こうかという話までしていたのですが、外出許可をもらって実家に帰るというので、それじゃあ家族水入らずの方がいいねと結局会わずに帰ってきました。今思えばあのとき会っておけば…と残念でなりません。
お通夜、告別式も彼女の田舎で行われたので、私は主人の実家に泊めてもらい、一泊二日で帰りました。
途中、飛行機の窓から見る朝日の昇ったばかりの空はとても美しく、また雲の上にぽっかり浮かんだ富士山の山頂は雪で真っ白で、まるで海原にそびえる流氷のようにとてもきれいで胸を打たれました。そしてふと彼女はもうこの景色を見る事はないのだとおもったら涙がとまりませんでした。
この世はとてもきれいで、それをいつもは気にも留めていなかったように思います。
また、今回なんだかとっても“行かなきゃ”と思って行動したわけですが、気がつくと私は飛行機のチケットの取り方も知らなければ、チェックインの仕方も分からない。おまけに搭乗口ってどこ?と言う感じで、今までいかに他人に頼りっきりで生きてきたかを思い知りました。よく考えたら一人で旅をするのも生まれて初めてです。
これからはもっと自立した生活を送らなくては…限りある命を有効に使わなければ…と深く思いました。

彼女には、心からのご冥福をお祈りいたします。
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by mistilteinn | 2006-04-14 22:20 | Blog
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